住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

ハウスドクターとしてお住まいのトラブルを解決!


住宅診断の事例紹介


トップページ住宅診断の事例紹介一覧>天井や床を剥さなくても診断はできます

天井や床を剥さなくても診断はできます

投稿日:2010/6/14

家の壁や天井、床を剥さなくても、家の状態を診断することができます。
よくある質問ですが
「診断費用が他社に比べて、かなり安いですが何を調べてくれるんですか?」
当社はまず、目視調査をお勧めしています。
始めから、精密機械を使って、高い費用を掛けても費用対効果がでないからです。
当然、この目視調査で必要であれば、詳細調査の内容と費用をご提示して調査を進めます。

天井点検口(押入れなどにもあります)や床下点検口(床下収納からも可能です)があれば、右の写真のように、天井裏(上の写真)、床下(下の写真)目視で状態を確認できます。

天井裏の状態は「雨もれ、すがもれ、結露によるカビ、腐れ、破壊」が発生しています。
この状態でも、天井にシミがなければ、たとえ住んでいても分からないかもしれません。
でも、この状態はかなり重症です。

下の写真の床下の状態もかなり傷みが進んでいます。これは「床下の換気不足」と「地面に防湿シートが無い」その為に、地面や梁(大引)にカビや腐れが発生してきています。このぐらいのカビが発生していると床下点検口を開けると床下から、かなりカビの臭いがしてきます。

この状態では、天井裏も床下も何らかの処置をされた方が良いでしょう。

ご自分で見れる方は1度、確認された方がよいですが、今の時期は天井裏、床下で蜂(蟻ではなく)に遭遇することがありますので、ご注意ください。