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建物トラブルの原因は

投稿日:2018/5/13

新築以降、何のメンテナンスもしていない場合
経年劣化があります。

ただ、新築時の施工不良が大きな原因になる事もあります。

それには新築時の第三者の現場検査が
私は重要と考えています。

施工当事者ではない第三者の目が
うっかりミスを防止します。

建物は建てたら、一生何もしなくても
大丈夫と思われている方は
いらっしゃらないと思います。

当然、メンテナンスは必須です。

ただ、メンテナンスをする前に
今の建物状況がどうなっているのか?

そして、それを具体的にどう直すかのための
建物診断が重要です。

例えば
外壁が傷んできたから

塗装をしよう。
外装材の張り替えをしよう。
外装材の上張りをしよう。

単純に施工業者に依頼するのは
失敗する原因の一つですから
しない方がいいと思います。

表面の現象から、原因は何か
現在の構造がどうなっているのか

それを知ってから、メンテナンスを決めましょう。
それが建物診断をする意味です。

メンテナンス方法が決まれば、実際に工事がスタートします。

ただ、実際に工事をした場合
事前に建物診断をしていても
想定と違う場合も出てきます。

これをどう処理するかは工事中の判断になります。

ちょっとした事でも
後々、トラブルになる可能性があります。

そうならない為には
現場をしっかり把握できる
施工監理者を依頼することです。

施工業者ではなく、別の目をもった監理者が必須です。

新築のように通常の納めができない場合があります。

ここの工夫が必要で対応力が問われます。

完成してしまうとなかなか
分かり難い部分でもありますが
私は重要と考えています。

建物診断から工事監理までが私の仕事です。

次回は来週末に更新の予定です。