やっても、やっても直らない雨漏れ 「ここがあやしいから、壁の塗装をしましょう」と工事をしても直らない? 窓かな?コーキングかな? そのうち、施工会社は来なくなる。
結局、私の処へ相談 原因をしっかり調べないと直りません。 という訳で 内部壁を解体して外壁から高圧散水試験を実施
上の写真は外壁に発生していた「亀裂」
下の写真は内部壁を解体した状態ですが、 高圧散水でその亀裂から、水が流れ出しました。 「15cmという厚いコンクリートの壁から、雨水が入るなんて・・・・・」というのが ご依頼者からの感想でした。 今までの施工会社の人からは「こんな亀裂から雨水なんて入りませんよ」と言われていたようです。 でも、試験の結果、漏水がはっきりしました。 この浸入口を直せば、雨もれは直ります。
原因の推定は重要ですが、推定だけでは、やっぱり直りませんね。 解体とか、試験には費用が掛かりますが、これを惜しむと結局、無駄な費用が掛かってしまいます。 手を掛けた以上は最後までやってほしいものですね。 |