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外装材は剥がした方がいいですよ

投稿日:2014/5/25

私は住宅診断を実施した後で
改修方法を提示します。

外装材の上に
また、外装材を張るのが流行っていますが、
私は外装材の傷み方を診て
内部の状態、原因を判断します。

これは現在、施工監理をしている
住宅の外装材を剥がした状態です。
外装材の下地(通気下地)が
腐って、ほとんどありません。

防水シートにも茶色い水シミが

当然、それも剥がして
状態を確認すると

シージングボード(壁補強面材)も
破損が生じていました。

では、
その下の木材(構造体)が心配に
なりますから、
シージングボードも剥します。

幸い、大きな腐れはなく、
部分的な木材の交換で済みました。

外装材が傷んできたので
その上に外装材を張る改修は

私は不安です。
安いから、早いからと決めるのは
どうでしょう。

次回は来週末に更新の予定です。