住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

ハウスドクターとしてお住まいのトラブルを解決!


住宅診断の事例紹介


外壁改修工事  NEW

投稿日:2026/1/21

同じ住宅診断をしている会社の
友人からの紹介でした。

友人の会社は工事はしないので
私の処へ、当時、新築工事を実施した
会社より、相談依頼になりました。

築8年で外壁に破損が2カ所発生して
外装材の落下の危険が迫っていました。

通常の外装材の劣化とはかなり異なります。

2カ所部分のみで
他はほとんど劣化なし。
ピンポイントの劣化現象です。

住宅診断の段階で原因は
ほとんど判明していましたが、
原因の確定、被害の範囲を特定
その上で改修工事を実施するというものです。

基本工事として
外装材(サイディング)はすべて解体撤去。

破損した外装材を剥がすと
そこには換気口の穴がありました。

本来、換気口には外部側にフードを付けて
換気する方法が取られていますが
外装材が破損した箇所にはフードがありませんでした。

外気を取り入れるだけなら、
問題はなかったかもしれません。
(理論上は問題なかったはずですが
  現実は違います)

この部分は室内空気の排気が起こり
湿気を多く含む室内からの空気が
外気に触れて、結露を発生させて
カビの付着、さらにはサイディングが
凍害で破損させてものでした。

改修方法は外装材の張り替え
本来必要なフードの取付
壁内部の補修工事でした。

この工事は8年前に新築工事を実施した
建築会社が費用をすべて負担して
実施されました。

工事費以外の私の監理費用もこの建築会社の
費用負担で実施されました。

これは経年劣化ではなく、
建築会社の責任であることを認め
建築会社が積極的に改修工事を
進めたものです。